大和高田市立図書館ブログ

図書館の最新情報やイベント・行事のお知らせなどを紹介します。

図書館おもしろ科学教室「見えないものを見る!」を開催しました。

こんにちは、大和高田市立図書館です。

2019年11月24日(日)図書館おもしろ科学教室「見えないものを見る!」を開催しました。

今回は、第1部「偏光板でさぐる光のひみつ」と、第2部「かげろうで見える物の溶け方」の二部構成で行いました。

小学校低学年から中学生、その保護者など、20名の方々が参加されました。

 

今回の講座で教えていただいた先生は、理化学研究所の関口芳弘先生と、千葉大学名誉教授の夏目雄平先生のお二人です。大和高田市にある、寧薬化学工業株式会社の徳井会長にご協力をいただき、お二人の先生方による科学教室が実現しました。

 

第1部の講座では、関口先生が液晶ディスプレイなどに使われる偏光板を使って、光の波のお話や、セロハンテープと偏光板を使った万華鏡の作り方を教えていただきました。セロハンテープをプラバンにどんどん重ねて貼り、偏光板で見るといろいろな色に見えるのです。とても不思議で子どもたちは夢中で取り組んでいました。

f:id:ytakada-lib:20191127135227j:plain f:id:ytakada-lib:20191127135617j:plain

 

第2部では、夏目先生にいろいろな実験でシュリーレン現象について教いただきました。実際にかげろうを作る実験では、画用紙でスクリーンを作り、水を張った透明の容器に飴や岩塩、金平糖を吊り下げ、それをLEDで照らしスクリーンに映し出すと、飴などが水に溶けていく様子が見えました。暗い部屋の中で、赤いLEDがゆらゆら揺れる様子はとても綺麗で、写真撮影される方もいました。身近にあるもので出来る実験だったので子どもたちも保護者の皆さんもとても楽しそうに取り組まれていました。

f:id:ytakada-lib:20191127135843j:plain f:id:ytakada-lib:20191127140132j:plain