大和高田市立図書館です。
5月19日(日)に小学生から中学生を対象とした、
図書館おもしろ科学教室「光が生まれるひみつ」を開催しました。
今回6回目となる、図書館おもしろ科学教室では、
まいどおなじみの理化学研究所の関口先生に講師としてお越しいただき、
先生のジョークを交えながら楽しく科学を教えてもらいました。
まずは「電気はなにからできている?」や、
「シャーペンの芯に4V、10V 、100Vを流すとどうなる?違いは?」などの
先生からの質問に対しての考察からスタートしました。
参加者のみなさん、元気よくたくさん挙手され、積極的に質問に答えたり、
実験に参加していました。
また前回、開催しました『SACLA施設見学バスツアー』の
兵庫県にある「SPring-8・SACLA(スプリングエイト・サクラ)」
についてのお話もありました。
こちらの施設について改めて説明していただき、
世界的にみてもコンパクトかつ高性能な実験施設が日本にあることがわかりました。
佐川眞人博士によって発明された非常に強い吸引力を持つ「ネオジム磁石」を使って
開発されたSACLAは、太陽の100億倍の明るさであるSPring-8の光の、
更に10億倍という非常に明るい光を発することが出来るそうです!
実際にこのネオジム磁石を先生に持ってきていただき、小学生高学年、中学生、
そして参加者のお父さんにもその強さを体感してもらいました。
最後に、参加者のみなさんに持参していただいた、
10円玉7枚と1円玉7枚を使ってLEDを光らせる実験を行いました。
高校生の実験でも6割くらいの成功率とのことでしたが、
今回は全員LEDの発光に成功しました!
今回の内容は少し難しいところもありましたが、
みなさん最後まで集中して楽しく参加してくださいました。
また保護者のかたも関口先生のお話にうんうんと、
うなずきながら聞き入っていたのも印象的でした。